- 1 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備 10選。
- 2 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 1、前提としての今の世の中の流れを知ろう。
- 3 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 2、他者の傘の下で生きる会社員は最強の働き方。
- 4 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 3、メンターをつくろう。
- 5 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 4、周囲に宣言してリアルフォロワーを手に入れよう。
- 6 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 5、あなたのメディアを手に入れよう。
- 7 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 6、パートナーはいた方がいい話。
- 8 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 7、圧倒的な勉強法を取り入れよう。
- 9 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 8、飲食店開業前に充足感を手に入れよう。
- 10 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 9、やりたい事を整理してプランを研磨しよう。
- 11 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 10、経営コンサルタントより税理士とのパイプを作ろう。
- 12 どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。 まとめ。
- 13 飲食店 開業 コンサルティング 料金プラン
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備 10選。

飲食店を今から開業したいと感じる人は基本的に情弱です。
僕は、少ない資金(例えば資産1~2千万円くらいまで)をフルで突っ込んで飲食店を開業すべきじゃないとする飲食開業反対論者です。
しかし、飲食開業が夢で一度は飲食店で独立したいと夢見てきた人に『絶対しない方がいいよ』とは言いません。
とはいえ、開業する予定が1年を切っている人は戻るを押して、Uターンしてください。
僕はそんな性急な状態の方を3年以上継続できる飲食店を開業させる能力がないからです。
今から説明する話は、飲食店の開業3年前から実施して頂く内容になっています。
それでは、飲食店を開業したい人が開業する前にすべき準備と体得すべき思考術を順を追って解説していこうと思います。
開業資金の集め方についてはココで詳しく解説していますので参考にしてください。
1、前提としての今の世の中の流れを知ろう。 |
2、他者の傘の下で生きる会社員は最強の働き方。 |
3、メンターをつくろう。 |
4、周囲に宣言してリアルフォロワーを手に入れよう。 |
5、あなたのメディアを手に入れよう。 |
6、パートナーはいた方がいい話。 |
7、圧倒的な勉強法を取り入れよう。 |
8、飲食店開業前に充足感を手に入れよう。 |
9、やりたい事を整理してプランを研磨しよう。 |
10、経営コンサルタントより税理士とのパイプを作ろう。 |
それでは、説明します。

どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
1、前提としての今の世の中の流れを知ろう。
まず前提として飲食業界はすでに斜頸産業となっている現実を知ってください。
新しいお店は毎年次々とOPENしますが、それに比例するように次々と廃業に追い込まれるお店がある実態を知るべきです。
廃業の陰には借金を払いきられない位背負い込んで、自己破産に追い込まれるケースも多く、その場合は連帯保証に判を押した家族、友人、知人も巻き込んですべての方が破産申請する羽目になります。
資産のある家族、友人、知人ならあなたの代わりにあなたの借金を背負い込み、借金の肩代わりをして頂けるでしょうが、その方との関係は限りなく冷え込む事になります。
現在、飲食店を開業して1年未満で閉店した割合は34.5%、2年以内で閉店した割合は15.2%。合計すると49.7%となり、約半数の飲食店が2年以内に閉店しているというデータもあります。
3年経てば、約7割は閉店し、10年もつお店は1割だと言われています。
なぜ、これほどまでに閉店に追い込まれる飲食店が多いのかと言うと、まず事業は夢で叶うものではないという事実があります。
趣味程度の料理の腕、知識などで生き残っていけるほど容易い世界ではありません。
そして、他業界でも同じですが、あなたが独自性を編み出して特徴的な飲食店を始めたり、何かしらのメニューが当たれば、周りのお店は一斉にあなたの真似を始めますので、ピークアウトは一瞬です。
とはいえ、飲食業界の人間はバカばかりなので、あなたがとても優秀なマーケッターなら次々に新しい手を打ち、10年もつ飲食店を作る事は容易いかもしれません。。。が非常に難しいと思います。
串カツ田中のように起死回生のキーワードはよけいにお金を突っ込まないのが正解です。
賛否両論ありますが、スクラップ・アンド・ビルドは複雑化された価値観や社会に対する一定の解を示します。
そして、現在は業界として遅れている「飲食」に何を掛け合わせていくのかと編集力を駆使して模索する時代です。
例えば、
田舎で都会の今当たってるビジネスモデルを転用しただけでドヤ顔する小物の飲食経営コンサルタントなどがしゃしゃれる世界観はなくなりつつあります。
世界中の政治家や事業家が一堂に会して世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議するダボス会議では、今生まれた子供が、将来今存在しない仕事につく確率は65%であると発表しました。
これが、どーいったインパクトがあるのか理解できますよね?
新しいフェーズにどんどん向かっているのです。
2019年から2022年に向かうごとに一定数の解が導かれていくと僕は考えていますが、テック産業界の速度が超加速するこの社会段階で自分の資産フルスイングの自営開業は絶対にナンセンスなのです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
2、他者の傘の下で生きる会社員は最強の働き方。
これは全てのビジネスパーソンに言える事ですが、他者の傘の下に居れることは最高に安全な状況下にあります。
この状況を最大限に利用しようとする姿勢が問われます。
専業で自営業者となれば、一般的に止まる事は死に直結しますが、他者の傘の下では止まる事はただの充電期間です。
嫌ならいつでも辞めることも可能ですし、職種を変えることだって出来ます。
最低賃金もあり、残業代も支給してくれますし、有給休暇だって貰えます。
勉強するのに学ぶ環境もあり、無料で会社がもつスキルはほぼ学べます。
あなたが多くを望まなければ、生活に困窮することすら起こりません。
厚生年金に加入でき、将来も手厚い保障も一応約束されています。
自営業者が加入している基礎年金支給額なんて悲惨ですよ?
とはいえ、会社の社畜として搾取された暮らしも辛くないかい?って声もよく耳にしますが、日本型組織は崩壊する方向に向かってますよね?
今みたいな縦割りのヒューマンスキルを持たない官僚チックな方が跋扈する組織構造をもつ組織なんて自滅の一途を辿るんじゃないですか?
組織に横串が刺せる構造になれば非常に風通しはよくなりますし、ピーターの法則も諸外国のようにハマらなくなるはずです。
しかも、もっとカジュアルに複数のコミュニティーに出入りして、いろんな自分の顔を持つようなフェーズが訪れるはずですから、意外に会社員は捨てがたい選択肢にもう一度含まれるようになるんじゃないのかなーと僕は考えてます。
作家の平野啓一郎さん著書の『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』の中で人間は分けられる存在とみなす「分人主義」を提唱しています。
そーなってくると、プロフェッショナルな仕事の出来る人は収入形態も労働者でも更に面白みのある形になり、起業しか満たされないのかという妄想は薄まっていくんじゃないでしょうか?
今から飲食業界でも、その土台作りを各々がしていきましょうよ!
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
3、メンターをつくろう。
中長期的な目標は、負荷自体が小さい代わりに、卓越した自己管理能力と継続力、そして強い意志の力が必要です。
このように、多くの人はコツコツ継続する習性など本来持っていないのです。
例えば、1年後に10㎏痩せるや、100万円貯めるなどいい例です。
実践できたことのない方ばかりではないですか?
目標設定したその日の気持ちのまま、初志貫徹など出来ないのが普通です。
だから環境で無理に自分を追い込め的な話が非常に多いのですが、実はこれの方がコストもリスクも非常にかかります。
その様に追い込まなければいけない時代もあったんだと思います。
しかし、時代は変わったのです。
無駄な負荷を掛けてガシガシ何かに没頭する期間は短ければ短い方がいいじゃないですか?
何かに向けて自分だけでリスクもコストも掛けて挑むような根性論みたいな世界観で生きる意味なんてないです。
効率的に少しでも楽に優位性がある方法で解を導くことこそが人生に一番大切な「時間」と「お金」を無駄にしない方法です。
それに、第一線で活躍する年長者に図々しいくらいに喰らいついて「普遍なるもの」や「権力のリアリズム」を吸収した方がいいのです。
真に聡い権力者は意外に歳下の青い言葉を好みますし、好奇心があるから今の地位にある場合が多いので歳下の意見に耳を傾ける戯れも楽しめる方が多い。
目くじらを立ててくる様な方は2流以下なので相手にする必要もないのです。
図々しい位の姿勢でメンターを見つけましょう。
リアルな繋がりでも、SNS等の緩やかな繋がりの中でもいいのですから。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
4、周囲に宣言してリアルフォロワーを手に入れよう。
期日を盛り込んで、周りの人たちに宣言することは非常に有効です。
普段何気なく付き合ってきた方たちがどんな性質の方なのかを判断出来ますし、宣言したことに対して自分の進捗がなければ、自分自身の評判を落とすことになりますから、自分が宣言した内容に真摯に向き合う事になります。
飲食店を開業するという事は、自分を切り売りするのと同じです。
評判の悪い人が、商いを継続する事なんて出来ないのです。
僕は前の記事でお話しましたが、評判資本はお金の価値を大幅に下げました。
サブスクリプションなどはその典型的な形で、あなたの発するコミュニケーションとそこに集まるコミュニティに一貫性をもって接し、且つベタベタしないサラッとした関係を構築できるのか、なのです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
5、あなたのメディアを手に入れよう。
Facebook、Instagram、Twitter、ブログ、YouTubeなど発信する場所を手に入れましょう。
自分で飲食店を開業しよーと考える人が実名や顔出しで発信する事に躊躇する事に優位性はありません。
それならば、開業する日までに自分の考える形をたくさんの方へ発信して共感して頂ける様に研磨していくべきです。
フォロワーとは見込み客です。
実際に開店した際にお客様になってくださる可能性が非常に高い。
フォロワー数が驚くほど伸ばせれば、クラウドファンディングでその方たちに事前に出資をお願いすることだって出来るのです。
評判を得る事は非常に難しい仕事だと言えます。
この一番難しい仕事に自己資本を掛ける前から挑めるのです。
本当に今は良い時代になりました。
リアルフォロワーの方同様にあなたのコミュニティを作り上げるのです。
クリエーターエージェンシー、コルクの創業者である佐渡島庸平さん著書のWE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)では、ファンコミュニティは、
関係の深さ(親近感) |
質 |
ファン数 |
の3つの次元で定義されており、この3つを丁寧に育んでいくことが、長く愛される関係の深さと質が高まれば高まるほど、ユーザー同士のコミュニケーションも活発化して自律的にコミュニティが発展するよーになると仰っています。
僕もまさにその通りだと思いますし、飲食店が理想とする世界観であり、この定義された事を深めていくにはリアルな場こそ最適です。
ですから、まずはじっくりとあなたのメディアを育てるべきなのです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
6、パートナーはいた方がいい話。
自分の一番のフォロワーは家族です。もしかすると友人の場合もあるでしょう。
しかし、出来れば家計を共に支えるパートナーを一番のフォロワーにすることをお勧めしたいと思います。
それは、愛情はとても多くの充足感を自分自身に与えてくれるからです。
そして、心の支えにもなってもらえますよね?
それだけではないです。
自分の夢への投資に対して、共に協力して頂けるだけではなく、あなたが独立後家計を支える収入を賄えない時に、パートナーがあなたの生活までも支えてくれるのです。
飲食開業後、自己出資額を回収する発想がなければ自転車操業となり、いずれ倒れる日が来ます。
その時期に生活が重みになり、回収できなくなると、その後の営業に大きく響いてくることになります。
これを支えてくれるのがパートナーであり、あなたのファロワーなのです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
7、圧倒的な勉強法を取り入れよう。
3でも話しましたが、多くの方はコツコツと長期間継続する能力が低いです。
通常、仕事などについて学ぶ時はダラダラとやってしまいがちです。
しかし、何度も言いますがコレでは継続できません。
本質的に学びには苦痛が伴うからです。
タフな受験を経験された方なら理解できると思いますが、集中的に詰め込むべき時は積み込むべきじゃないですか?
僕は読書などもただ読むだけにはしていません。
必ず付箋を使って、必要な個所にはしるしを入れます。
例えば、こんな感じです。

時間は自分の大切な資産なのですから。
そして、好きになる事だと思います。
僕は本を読む事を20代の時から最低でも月に1万5千円投資すると決めて20年以上継続してきました。
とはいえ、最初の3週間くらいは苦痛でしかなかったのを今でもよく覚えています。
それでも継続する事で本を読む事が習慣化し、この習慣化したコトをいかにして仕事に活かすべきかと思考し続けてきました。
このように苦痛だった読書を好きになったことが、20年以上の期間継続できたのだと思っています。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
8、飲食店開業前に充足感を手に入れよう。
幸福の土台は、お金、仕事、人間関係、共感の4つです。
この4つの土台をしっかり育むことが充足感を高める事に繋がります。
これまでに、説明してきた内容がまさにコレ等を高める活動でこの活動を一定数形に出来た時には充足感のある日常を過ごしていると思います。
人間関係を円滑に送るためにも、チームを構築するうえでもあなた自身の充足感が非常に影響を与えます。
逆説的に言えば、飲食店をご自分の充足感を得るために開業したいようなマインドでは最初から失敗は目に見えている状態なのです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
9、やりたい事を整理してプランを研磨しよう。
きっと、上に挙げた数年間を続けていると、経済的な自由はある程度担保出来ている状況になっていると思います。
素敵な人間関係もあり、経済的な自由もあり、飲食店で開業するスタートラインにあとは立つだけの状態になった時にあなたの感情はあなたがこのプログラムを取り入れる前と比べてどのように変化したのかに僕は興味があります。
飲食店を開業させることがきっとゴールではなく、スタートだと強く認識も出来ているでしょうし、飲食開業なんて夢でも何でもなくなっているんじゃないかと僕は想像します。
いつでも求めたら手に入る領域なんじゃないんでしょうか?
そして、その状態になった時には自分を更に押し上げる目的化しており、開業が夢ではなくなっているのですから、より開業する事を研磨する余裕が生まれているはずです。
これが非常に重要な飲食開業前に体得すべきフェイズです。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
10、経営コンサルタントより税理士とのパイプを作ろう。
あなたがその飲食店開業を考えた時に、今まで学んできたノウハウを整理した時に個人事業として開業する選択肢はなくなっていると思います。
とはいえ、このプログラムに真摯に向き合った方の中には、早い段階で税理士の先生に相談に訪れた方も多いのではないでしょうか?
良い税理士の先生とは、あなた自身の価値を市場に提供する立場になった瞬間からその事業を終える日が来るまでずっと継続することになる関係です。
どうしても独立したい!飲食店を開業するのが夢だという人がすべき思考術と準備。
まとめ。
飲食店を開業を博打にしたくない人は、最低でも3年の準備期間を持ち、精神的にも金銭的にも余裕を身につける必要があります。
そのノウハウを駆使して飲食店の開業に踏み切れば2年で半分も潰れる飲食業界で生き残る事は非常にイージーゲームだと理解できると思います。
料理の味や腕などは数あるノウハウの内のたわいもないモノである事が理解できると思います。
この記事はマインド編でしたが、実際に開業・経営・独立に対する手順については、
過去参考記事:飲食店の開業・経営・独立のための15の準備(決定版)を参考にしてください。
応援致します!夢を掴んでください!
大阪を中心に活動している飲食専門の経営コンサルタントです。
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