飲食、人手不足で喘いでたのに大量の非正規カット
最近の飲食界隈では非常にきな臭い話ばかりになりつつある。
非正規労働者のパートタイマーやフリーター・学生などのアルバイターなどが急に収入を絶たれる解雇や休業による収入減少も深刻だが、忘れてはならない。
飲食業界には大量の派遣社員も人手不足に喘いでいた時期には入り込んでいた。
また大量に外国人労働者も使っていたはずだ。
そういった人たちが大量に今、生活苦に追い込まれている。
そもそも、何故このような状況に陥らなければいけなかったのか。
改めて考えていきたい。
新型コロナウィルスの影響だけではない。
そもそも、皆忘れかけているが、コロナがトリガーとなって経済が大きく後退した訳ではない。
正式な日本のファイブ・アイズ加入によって大幅な防衛費の拡大
徴用工問題による輸出規制などの歴史的な日本の決断
消費税増税を急ぎ断行し、減税に踏み切れない原因
などの国際政治絡みによる日本の不況はもう訪れていたところにコロナだった。
とはいえ、コロナは凄まじい影響を世界中に与え、世界のゲームチェンジャーになりうる可能性もある。
人手不足に真剣に取り組んでこなかった飲食業界の怠慢が生んだ悲劇。
飲食の業界は、非常に小さな会社の寄せ集めの弱い業界です。
政治的な力を業界は持たず、ずっと様々な大人の事情によって翻弄されてきました。
中小零細企業ばかりだから仕方ないとも言えるかもしれません。
とはいえ、今回コロナを切っ掛けにして大阪の米田肇氏(三つ星レストラン「HAJIME」オーナーシェフ)は、3月30日から発起人となって署名活動も開始している。
飲食業界を救済するために、家賃と雇用者給与の補助を求める内容に対して、4日間で8万人近くの署名を集め政府に陳情した。
この様な活動が飲食業界でももっと活発になるべきなのです。
他方、日本の外食産業の市場規模は26兆円。
大手チェーンから家族経営の零細店まで、その裾野は広く、高級店やB級グルメなど独自の食文化を醸成してきたおかげで、客から見たこのコスパのよさが、「日本のレストランは安くておいしい」と外国人観光客を呼び寄せた背景もある。
とはいえ、コレがヒューマンスキル頼りになり、国際的基準から逸脱した全く儲からない業界基盤ともなっている。
今後、コロナショックから抜け出す時が来てもこのような状況から抜け出す努力なくして業界を再浮上させることは難しい。
やはり、ヒューマンスキル頼りから抜け出し、人手不足を解消できる飲食業界に生まれ変わらせないといけない。
AIやロボティクスを活用した大幅な働き方の改革すべきタイミングは今なのです。
そして、最上級のえるぼし認定を受けられる業界だと存在感を示していくべきだ。
過去参考記事:女性活躍推進法のえるぼし認定を受け、今こそ飲食業界を改めるチャンス!
いつまでも、ブラック業界の汚名を着せられたままではいけないのではないだろうか。
各々の飲食経営者の努力を期待したい。
飲食の非正規労働者の大量カットによる被害は甚大。
コロナの経済に与える被害は甚大でまだまだ表面化している事は序章に過ぎません。
次にパート・アルバイトのカット
次に一般労働者(正社員)のカット
と続いていくでしょう。
実際に会社からすれば、営業出来ない飲食店を維持しよーとすれば日銭が入ってくる環境なくして実現しよーもありません。
なぜ、休業補償を会社は出し渋るのか?
しかし、国から保障されるのは半年後です。
そーなると、会社はお店を営業していないからキャッシュフローが回らず、半年も従業員の休業補償も建て替えることなど出来ません。
だから、国が示した休業補償に沿った施策をなかなか飲食企業は出来ないのです。
非正規労働者は人手不足の業界だと受かりやすいが考え方を変えるべき。
これからの時代を少しでも快適に生きるには明確に戦略が必要になってくると思います。
脳死状態でただただ毎日を過ごすだけの寝て起きて寝る生活に未来はありません。
ただただ、時間を賭して賃金を得るだけの為に職種を選んでいると、今回の様に収入を大きく下がる事態に巻き込まれます。
その事を踏まえた上で、どのようなライフを過ごすのかを明確に戦略だてて生きる必要があります。
安心・安全・安定などを求めた生き方はこの先の未来においては通用しません。
資格や学歴に頼る生き方も同意です。
安心・安全・安定を求めれば求めるほどリアルから乖離します。
これからのフリーターの働き方は他業種による掛け持ちが主流に。
やはり、正規で働く場合は必ず副業を行う。
パートやアルバイトで働く場合は、一業界に依存しないでリスクヘッジしましょう。
人手不足の業界に一点集中して安易に飛び込むのは危険だということです。
パート×副業もありだと思います。
パート・アルバイトを選択する場合は、目先の時給だけではなく最低2業界で働き、完全に収入の道が閉ざされない工夫をしましょう。
1つの選択肢のみに依存するのは、この先の時代には非常にリスキーだとの認識が必要です。
過去参考記事:飲食で働きたい!採用が難しい時代の転職サイトの選び方
副業として自分の力で社会からモギ取れる力をつけよう!
これからの時代に安心・安全・安定は期待できません。
どんな大きな会社に勤めていても潰れる可能性は否めません。
公務員であってもどうなるのか先が見えないのがリアルな状況だと思います。
逆に副業が禁止される企業や公務員で働く事の方がスキルアップを望めず、リスキーだとも言えます。
過去参考記事:無料でできる。僕がおすすめする初心者が副業・複業で稼げる3社
今後、この様に考え行動に起こす人たちが大幅に増えライバルが激増していくでしょう。
逆に言えば、このタイミングで行動に移さない人はドアホです。
少しでも早く目を醒まし、自分以外のコントロールできない要因に左右されない力を身につけましょう。
非正規労働者ほど有益な情報を活用して賢く学びましょう。
本当に有益な情報も現在の時代にはネット上に転がっている事もあります。
しかし、ほんの少しの有益な情報にたどり着けるまでに非常に大きな労力をかける可能性も否めません。
有益な情報に速やかにアクセスする為に、メンターと繋がり、自分を鼓舞させる事が非常に大切になってくる時代です。
何よりも、継続的に日々少しずつでも歩を前に進める事は一般的な人たちからすると大変な労力だからです。
なかなか主体的に考え、自主的に未来志向で生きていくことは難しいことだと思います。
とはいえ、有益な情報を得て、自分を環境に合わせて変化させることが出来なければ、この先の未来には会社だろーと、個人だろーと死しか待っていません。
新型コロナウィルスで非正規で働いていたり、正規で働いていたけどもコロナの影響として整理解雇されてしまった人たちの中に、非常に慌てふためいてネットなどを駆使して有益でもない情報にまみれ、現代社会において一番大切な信用を著しく失った人たちが大量に出ました。
日頃から、有益な情報を入手できる環境に身を置き、資本家だろうと、自営業者だろうと、投資家だろーと、労働者だろうと、働き方を問わず、自己責任でどんなシーンに陥ってもある程度生活していける余力を残して生きていくべきなのです。
急ぐ乞食は貰いが少ないという諺もありますが、非常に見苦しい人たちが大量に発生したこともまぎれもない事実です。
飲食がまた人手不足に陥ったら、人手不足を一枚上から利用できるようになろう。

賃金の節約のため。
日、週の中の仕事の繁閑に対応するため。
即戦力・能力のある人材を確保するため。
専門的業務に対応するため。
高年齢者の再雇用対策のため。
正社員を確保できないため。
賃金以外の労務コストの節約のため。
正社員を重要業務に特化させるため。
臨時・季節的業務量の変化に対応するため。
長い営業(操業)時間に対応するため。
景気変動に応じて雇用量を調整するため。
育児・介護休業の代替のため。
等があります。
上記のような企業の理論に翻弄されないウマいフリーランス契約を勝ち取れるスキルを身につけるか、有益な情報をいち早く仕入れられるポジションに自分の場所を確保するか、非正規労働者として働く選択に対しての戦略が必要です。
企業が欲するスキルの習得が出来る働き方や副業を選択する事がこの先の未来には非常に大切になってきます。
飲食、人手不足で喘いでたのに大量の非正規カット、まとめ。
コロナは大変な世界的な危機を引き起こし、世界各国が倒れながらafterコロナを目指し国をあげて取り組んでいます。
しかし、疫病だけではなく様々な大人の事情もあり、経済は複雑に形成されます。
飲食の経営者としても、飲食で働く労働者としても有益な情報に接し、情報から距離をあけないポジショニングが次世代では非常に大切になっていくのだと思われます。
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僕は飲食業界で25年間マネジメント層として現在まで働き、今は年商8億円の飲食部門の統括をしております。
それとは別に、飲食店開業コンサルタントとしてこれまで多くの飲食人とお仕事をさせて頂いております。
そして、今記事を書かせて頂いております、「飲食マネジメント経営.blog」の運営をしております。
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大阪を中心に活動している飲食専門の経営コンサルタントです。
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