飲食のAfterコロナのトレンドは?
今、飲食経営者だけでなく、全ての経営者は資金繰りにバタバタしているはずだ。
とはいえ、未来に目を向けないと飲食の未来が詰んでしまう。
今回の新型コロナウィルスの世界的な感染状況を改めて注視してみると、文化形態の違いが爆発的に感染するかしないかを顕著に示している。
日本人は、土足、握手、ハグ、キスなどの日常的な習慣がありません。
日常的にボディタッチしないので、パーソナルスペースが広いのも影響しているでしょう。
お辞儀の文化である事も影響しています。
毎日、入浴する習慣も日本人では当たり前で、ヨーロッパに比べ圧倒的に清潔です。
礼拝・ミサなどのよる集団感染も起こりにくい事も要因にあるでしょう。
日本経済新聞がコロナウィルス感染世界マップなるものを示しているので注視して欲しい。
>>https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
日本の文化がコロナを諸外国と比べ爆発的な感染を封じ込めているとも言えるのではないでしょうか?
パスツールの遺言に触れた記事を書いていますので興味ある方は下記記事も読んでみて下さい。
過去参考記事:安部首相、検討、一律10万円給付で山口公明代表に。 コロナとは何なんだ?
何故ならば、
ソーシャル・ディスタンシング
3つの密を避ける
上記する内容を今後も堅持する必要に迫られたならば、今ある飲食は全てOUTだからです。
では、飲食はどのように復活すべきなのでしょうか?
勿論、もう少し世界的なコロナの収束が起き、コロナとは何だったのかの検証が進む必要があると思います。
飲食のトレンドは日本的生活様式が鍵になる。
非常事態宣言が解かれても、政府が警鐘を鳴らしている3密を避けて、ソーシャル・ディスタンシングを保つコトは当然としても、外食に安心して出かけるのには多くの心の抵抗が生じると思います。
多くは世界的な収束を待って、コロナについてハッキリとした検証が出てくるのを待つしかありません。
とはいえ、それを待っていれば経済は間違いなく死にます。
そこで、日本が世界と比較してロックダウンもせずに爆発的な感染がなかった訳ですから、日本の生活様式を大いに取り入れた店舗運営に切り替える事が、来店されるお客様を安心して頂けることに繋がるのではないでしょうか?
政府が推奨している中から飲食ができる事。
3密、3つの密を避けるとは、
(2)多くの人が密集
(3)近距離での会話や発声(密接)
専門家会議は、日常生活の中で、この3つの条件が同時に重なるような場所や場面を避ける行動をとるよう呼びかけています。
このような事から、店舗の換気・ダクトの増設、空気清浄機など出来得る限りの整備が必要になるでしょう。
個室など他の席との遮断できる状態になれば、尚さら良く、オーダーは自分の携帯電話からダウンロードの出来るアプリから注文できる様にしてスタッフとの接触も極力避けれるお食事空間を提供することが理想。
料理を運ぶ場合、通路などの外気に触れない状態、料理にオーバーカバーなどを用いて運び、お客様に提供するべき。
ソーシャル・ディスタンシングについても同様で、席の配置は当然として、現金の取り扱いをAFTERコロナを機に辞めるくらいの大胆な戦略も顧客に受け入れられるはずだ。
また、入店時にデジタル検温器を用いて37.5℃以上を検出した場合入店禁止にするなどの対策を講じるべき。
新型コロナウイルス感染対応2020必要な額体温計 電子体温計 非接触型 精密体温計 高温警告 モニタ型 オシャレ LEDデジタルディスプレイ温度計1秒高速温度測定赤外線放射温度計レーザー温度計自動アラーム付き温度計
政府が推奨していないが、是非とも飲食に取り入れて欲しい対策
導入コストを理由に大幅に価格の見直しをするべき。
Afterコロナを機に適正原価率を確保すべきで、顧客も安心・安全を担保出来ない飲食より、担保してくれる飲食店に来店したい所得層を獲得した方が未来志向です。
顧客、モノ・コトを数より質を重視した戦略の再構築をする事で、FL値の大幅な修正を行うことが出来るチャンスです。
具体的に見ていきましょう!
飲食店の全スタッフの手袋義務化
素手でお皿や箸など管理されるのもAfterコロナでは気持ち悪いはずだ。
全てのスタッフの手洗い、アルコール消毒は当然で、お客様退店時の席バッシングの際のアルコール除菌やスタッフ全員手袋着用で作業し、素手での作業の禁止は採用すべき。
お客様入店時の手のひら、靴底のアルコール除菌義務化
世界的な爆発的な感染の理由に土足が挙げられるのならば、入店時に靴底をアルコール除菌することはとても有効な施策だ。
もちろん、共に手指も同様にアルコール除菌して、検温することで自店内でのクラスター発生リスクを大幅に低減されることが出来るはずで、来店されたお客様も安心して頂けるサービスになるはずである。
入店制限、行列禁止
席数を大幅に抑えて、満席時に並ぶ行為も禁止すべきだ。
事前に予約して頂き、席が確保できた際にアプリやSNSでお客様に連絡を入れて来店して頂く事でクラスター発生リスクを低減させることも必要で、それを理由に顧客リスト獲得できるので一石二鳥になる。
サブスクリプションを導入して売上至上主義からの脱皮
過去参考記事:飲食でAFTERコロナでサブスクリプションを利用してスタートダッシュしよう。
でも書いたが、サブスクリプションのメリットは非常に大きい。
安定的な経営で顧客、従業員、経営者の3方よしの経営方針にAfterコロナを機に立ち返ろう。
飲食のトレンドは免疫強化が鍵になる。
免疫力、腸内細菌の免疫効果、しっかり睡眠、良い食事、ストレスを受けない工夫をする。
日ごろおなかを壊した時くらいしか意識することのない「腸」が、世界の研究者から大注目されています。
食べた物を消化吸収する腸には、全身の免疫を司るという秘められた重要な役割があったのです。
「腸内細菌」が、腸に集結する「免疫細胞」と不思議な会話を交わしながら、私たちの全身をさまざまな病気から守る「免疫力」をコントロールしています。
コロナや様々な感染症に対する対策として免疫力を高めるコトは非常に有効な手段です。
とはいえ、免疫力を理解する上で注目すべき言葉があります。
自己免疫疾患
クロストリジウム菌
Tレグ(制御性T細胞)
です。それでは具体的に詳しく説明を入れながら免疫力の強化について解説します。
アレルギー、自己免疫疾患
免疫細胞が「暴走」し、本来攻撃する必要のないものまで攻撃してしまうという異常が、現代人の間に急増しています。
それが、さまざまな「アレルギー」や、免疫細胞が自分の細胞を攻撃してしまう「自己免疫疾患」と呼ばれる病気です。
最新研究によって、こうした免疫の暴走が招く病気の患者さんに「腸内細菌の異常」が生じていることが明らかになってきました。
クロストリジウム菌
人間の腸内にいる腸内細菌はおよそ1000種類、100兆個以上とも言われています。
およそ100種類いると言われるクロストリジウム菌の中で、ある種類が少なくなっていることが、どうやら「免疫細胞の暴走」と深く関わっているらしく、いま世界の研究者が大注目しています。
Tレグ(制御性T細胞)
大阪大学特任教授の坂口志文さんが発見した「特別な免疫細胞」にあります。
これまで免疫細胞と言えば、外敵を攻撃するのが役目と思われていましたが、坂口さんが新たに発見された免疫細胞は、その逆。
むしろ仲間の免疫細胞の過剰な攻撃を抑える役割を持つことが突き止められました。
その免疫細胞は、「Tレグ(制御性T細胞)」と名付けられています。
免疫細胞の中には、「攻撃役」だけでなく、いわば「ブレーキ役」として存在しているのです。
免疫力の強化の鍵は食物繊維
食物繊維はお通じをよくする効果などがよく知られていますが、実は日本人にとって太古の昔からとてもつながりの深いものだと言われています。
日本の食卓によくのぼる海藻や根菜などは、いずれも食物繊維がたっぷりです。
そのため日本人の腸内には、長い時の流れの中で、食物繊維を好んでエサにするクロストリジウム菌などの腸内細菌が多く住み着くようになったと考えられています。(海藻を分解することが出来る腸内細菌などは、日本人の腸に特有のものとして知られています。)
最近の研究で、腸内細菌研究の世界的権威・服部正平さんが、欧米など世界11か国と日本の健康な人の腸内細菌を詳しく比較したところ、驚くべきことがわかりました。
日本人の腸内細菌は、食物繊維などを食べて「酪酸」など“免疫力をコントロールするような物質”を出す能力が、他の国の人の腸内細菌よりずば抜けて高かったのです。
つまり私たち日本人の腸には、鉄壁の免疫力を生み出す潜在能力が、誰にでも受け継がれていると考えられます。
とはいえ、現代の日本人の食生活は欧米化し、食卓で食事を囲まなくなり、海藻や根菜などの食物繊維の摂取量が減ったことが1つに免疫力の低下を招いています。
Afterコロナでは、飲食が食を通して腸内環境を整える取組みに挑戦し、トレンドにすべきです。
まだある!免疫力アップに欠かせない食材!腸内細菌を増やすポイント3ヶ条
腸の中に約100兆個、数百種類いるといわれる腸内細菌の数は、食習慣や年齢によって違います。
食生活が偏りがちになると、細菌の数が減り、免疫力も低下してしまうのです。
顧客の腸内細菌の増やし方を理解しましょう。
ポイント1、ヨーグルトや乳酸菌飲料
ウイルスや細菌と戦い免疫力をアップさせる大切な働きを持っているので、普段の食生活に取り入れるべきです。
ポイント2、漬物や味噌、納豆などの発酵食品
免疫力アップはもちろん、食べ物の消化や吸収を促進させます。
美肌やアンチエイジングにも影響を与える、女性の強い味方と言えます。
ポイント3、オリゴ糖や食物繊維を含む野菜
食物繊維が不足してしまうと、免疫力や消化機能を低下させる「悪玉菌」が腸内で増えてしまいます。
免疫力アップには、食生活の見直しが大切です。
コロナで経済が疲弊した社会では男性だけではなく、女性の活躍が欠かせないものになるでしょう。
飲食業界は家庭で賄えない日本古来から家庭料理で慣れ親しんだ海藻や根菜を使用した元気の出るメニュー開発をして必要な栄養素をバランス良く顧客に召し上がって頂き日本社会の復活の下支えをすべき役割を担うべきです。