頭に来てもアホとは戦うな! 著者 田村耕太郎 書評 現代版・孫子の兵法!
頭に来てもアホとは戦うな!の紹介
頭に来てもアホとは戦うな!は、
発行日 2014年7月30日 第 1 刷発行
発行日 2018年6月30日 第25刷発行
著者 田村 耕太郎
発行者 朝日新聞出版
頭に来てもアホとは戦うな!の導入文
自分に、こう問いかけてみてほしい。
怒りや悩みで時間を無駄にしてはいないか?
他人の目ばかり気にしていないか?
本当にすべきことに全力を注いでいるのか?
頭に来てもアホとは戦うな! 目次
はじめに
第一章 アホと戦うのは人生の無駄
■他人のいざこざで人生を浪費していた自分
■無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
■厄介な無駄なプライドの捨て方
■蒸し返して傷を大きくするな
第二章 臆病者の為の戦略的なコミュニケーションのススメ
■臆病なコオロギの強さ
■嫌な相手にこそやられたフリ
■メンツより実利
■「生意気は元気な証」だなんて思うな
■耐えて耐えて、耐え抜いた人が勝つ
■消えない怒りの解きほぐし方
■カッと来たら幽体離脱
■仕事に敵という発想はいらない
■きまずいときこそ、無理にでも話しかける
■アップサイドのある人だけに絡め
■それでも一度はアホと戦え
第三章 どんな強者でも味方にする”人たらし”の技術
■人生で一番大切な能力
■相手の気持ちを見抜くためのちょっとしたコツ
■人を意のままに動かす技術
■腰の低い人ほどデキる人が多いのはなぜか?
■困ってなくても困った顔をせよ
■淡々とこなす者が最後には勝つ
■2年間売上ゼロの私が、会社で1位になれた理由
■常に楽天的であれ
■皮肉な「ものの見方」を鍛えよ
■偉くなっても偉ぶらない”偉さ”
第四章 権力と評価の密接な関係
■上司があなたを見てくれないのはなぜか?
■仕事で評価される人・されない人
■不本意な人事異動の正しい耐え方
■無駄な会議を建設的にする方法
■喧嘩が苦手な日本人
■日本企業は権力闘争が好き?
■力にすり寄るのは汚いことか
■権力を握る人の条件
■飲み会を有意義にする方法
■不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント
第五章 他人の目を気にするな
■人生は、あなたが主役であるべきだ
■人に好かれたい願望
■張り合わず、自分のために利用せよ
■苦手な相手に「うん」と言わせる説得術
■突き抜けたプレゼンはテクニックより「本気度」
■自然と自信がつく、スーツの着こなしのコツ
■心がポッキリ折れたときの自信の取り戻し方
■他人を恨むな
第六章 アホとではなく自分と戦え!
■ネットを見る暇があったら自分と向き合え
■デキる人間に囲まれた環境に飛び込め!
■自分の人生に満足できるかが、すべて
■リスクだらけの人生をどう生きるか?
■有限な人生を活かすために、私がやっていること
■あなたの「目的は」どこにある
おわりにー
頭に来てもアホとは戦うな! 要約
序盤では、著者の田村耕太郎氏の政治家時代の自分の未熟さと反省を踏まえたメッセージ色が強く著者の世界観に引き込まれやすい構成になっており、
アホと戦う可能性がある人の特徴として、
・自信にあふれている
・責任感が強い
・プライドが高い
・おせっかい
などについて、著者自身の経験を交えて上記の項目について当てはまると感じている人の感覚を諭すような内容になっており、世の中の本質であるセンターピンを捉えた的確な指摘をやさしい文章で書きあげている。
中盤から終盤については、自分の人生の自己実現を果たすための指南書のような形で、著者が自分の経験をもとに具体例を交えながら、その時にどう選択する事が本質的な未来志向の行動だったのかと解説しています。
全体的な内容としては、自己実現の為には、自分が勝てない相手には気にいられる努力を惜しむべきじゃないし、合わない相手に対しても敵対せず、腹で一物もったまま笑顔で接して決して敵にしないように心を配り、主体的に何事も自分の人生を有利に導く為の糧にするべきだよーみたいな内容になっています。
土下座は恥ずべきことか?相手にすり寄るのはダサいのかなど、うわっつらの議論では「恥」だと断じられるテーマにもそうじゃないよねーと本当に優しい誰でもが理解できる文章で書かれている。
頭に来てもアホとは戦うな!を読んで世間のビジネスパーソンが必ず読むべき本と感じた件。
「はじめに」で著者は経営戦略に近いといった表現でこの本を紹介していますが、この本はマネジメント本だと見る方が自然です。
しかも、かなり良質、かつ優しい内容で書き上げられており、言い方は悪いですが、アホでもわかる内容になっている。
この本に書かれた内容は、頭では何となく理解できなくもないが、行動に出来るのかと自分に問うて「全て出来るよ」って自分の心に答えれる人は全体の1割もいないと思います。
何故ならば、収入がそれを物語っているからです。
収入とは資本主義経済の中では自分の経済的な価値ですよね?
よーするに、収入が低いと社会の中で価値が低い。
単純な構造になっています。
だけど、この本が心の底から理解できるよって人は経済的な価値が非常に高い。
僕自身も、20代、30代の頃ならこの本を読んでも、「へーそんな感じなんだ、とんがり頭の田村って」程度だったと思うんです。
しかし、50代に手が届く年齢になり、組織を統括する立場として「頭に来てもアホと戦うな!」を見ると、全てが正しい。
社会のありとあらゆる本質を捉えるモノの見方・自分の処し方まで優しく、詳しく書いてあります。
学生から社会人となり、脳内を社会人用にアップデートできていない方はこの本をバイブルにしてほしい。
僕は、この本の回し者じゃないですが、ここまで誰でも理解しやすい内容のマネジメント本に出合えた事がありません。
若い方は勿論、マネジメント層で社員の教育に悩んでいる方も一度お読みになることをおすすめします。
「頭に来てもアホとは戦うな!」の書評を書いている筆者は、
他にも、飲食店開業コンサルタントとして、これまでたくさんの飲食人とお仕事をご一緒させて頂いております。
今ご覧になって頂いている記事がある「飲食マネジメント経営.blog」は、飲食業界のマネジメントを活用した有益な情報を発信するブログサイトです。
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