飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

飲食業界の転職はフーズラボ・エージェント

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

今回は飲食業界で働こうと決めた人、または働いていて自分の環境に疑問を持った人に向けて記事を書きます。

自分に合った「飲食=底辺」にならない転職のすすめ

飲食業界は、業界最大手のゼンショーHDでも業界全体の売上高の11%のシェア率しかなく、売上ランキングTOP10を合わせても全体の45%前後のシェア率で、中小零細企業がひしめき合っている業界だと理解できると思います。

2019年~2020年 飲食業界 売上高&シェアランキング

企業名 売上(億円) シェア率
ゼンショーHD 6,304 11.2
すかいらーくHD 3,753 6.7
マクドナルドHD 2,817 5.0
コロワイド 2,353 4.2
吉野家HD 2,162 3.8
スシローグローバルHD 1,990 3.5
サイゼリア 1,565 2.8
トリドールHD 1,564 2.8
プレナス 1,495 2.7
ロイヤルHD 1,405 2.5

上記表が示す通り、飲食業界においてTOYOTAやセブンイレブン・NTT・電通のような会社がないという事です。

企業名 売上(億円) 業界シェア率
TOYOTA 299,299 45.5
NTT 118,994 39.0
電通グループ 51,468 70.4
セブン&アイ・HD 37,070 70.8

それでは、「どういった視点で飲食業界を選べばいいのか」について解説します。

飲食業界で仕事を探す際に、雇用形態から探す視点

飲食業界は大手・中小零細企業がひしめき合う業界です。
日本全体を見れば、名前が通っていても、現在お住いの地域には全く店舗がない企業もある事でしょう。

大手で働くなら、アルバイト・パート・正社員と働き方の区分が整っていますが、中小零細企業または個人飲食店では正社員とは名ばかりのアルバイトに近い雇用形態の飲食店も多数存在します。

社員募集と提示されていても、

・社会保険まで完備されているのか?
・賞与は年に何回あるのか、支給実績は?
・退職金制度はあるか、支給実績は?
・月の労働時間、公休日数は?
・残業があるのか、ないのか?
・昇給・キャリアプランはあるのか?
・研修期間はどの程度あるのか?
・不払い賃金問題はないか?
など確認すべきです。
働きだすと、個人事業主と同程度の社会的立場で働いている可能性もあるからです。
「ブラック企業」なんてワードも飛び出す業界ですから、しっかり確認が必要なのです。
ただし、労働者から抜け出し、経営陣と共に仕事を行っていきたい人は
「Work Life Balance」を目指すべきではない事は知っていてください。

過去参考記事:働きすぎを打破し、健全にワーク・アズ・ライフを極めよう。


飲食業界で仕事を探す際に、職種から探す視点

飲食業界では職種には2パターンあります。

✓現場からの生え抜きとして会社幹部に成長していくパターン
✓最初から本部に所属して現場も経験して会社幹部に成長するパターン

です。

飲食業界で求人サイトで募集されるのは主に現場です。

どんな求人の出し方があるか見てみましょう。

飲食業界の募集内容には、

〇幹部候補生募集
〇スタッフ募集
〇店長候補募集
〇本部スタッフ募集
〇オープニングスタッフ募集
〇キッチンスタッフ募集
〇マネージャー候補募集

など様々な募集形態があります。

はっきり言ってしまうと、全て一緒です。

どのように、「求人を打てば」人が集まりやすいかという視点でキャッチな打ち出しを店舗・本部が選んでいるのに過ぎません。

現場でテクニカルスキルを磨き、マネジメント側にいち早く自分を押し上げるべきものは、環境とセルフマネジメント力です。
セルフマネジメントに関しては、あとで改めて詳しく書きます。
もう一つの環境については、職種から探す視点では良い環境は得られませんので注意が必要です。
環境を阻害している原因は主に古い飲食業界のしきたりとそれを享受してきた老害です。
詳しくは過去参考記事を見てください。

過去参考記事:飲食業界の「老害」たちに警鐘。ピーターの法則を用いる必要もないほど貴方たちは業界にとって「老害」


飲食業界で仕事を探す際に、会社業態から探す視点

2019年~2020年 飲食業界 売上高&シェアランキングを見て気づいた人もいると思いますが、一ブランドで成長している会社もあれば、複数のブランドを擁立して成長している会社もありますよね?

こういった違いはその会社の文化にとても影響します。

中小規模でも、1ブランド押ししている会社と複数ブランドを並行的に成長させていこうとする会社では大いに会社内部に入ってみると同じ飲食チェーンだとしても全く違う文化であることが多いです。

この事を深く飲食業界の人は知ってください!

大手で複数ブランドを運営している会社と単一ブランドで成長させていこうとする会社ではマニュアルによる従業員の同一化教育により、「現場からの生え抜きとして会社幹部に成長していくパターン」が成立しなくなってきています。

よーするに、店長職に就けたとしても「作業員」の域をでないという意味です。

ですから、「現場からの生え抜きとして会社幹部に成長していくパターン」で本質的なマネジメント層に成長したいと考えた場合は、大手や単一ブランドを運営している選択肢は就職・転職ではあり得ません。

すこし難しい内容になっていますが、マニュアルによる教育が従業員の成長を阻害しています。
詳しくは過去記事をご覧ください。

過去参考記事:飲食業界のマニュアルによる教育こそ業界の文化を形成し、飲食人を酷く貶めているものだ。


飲食業界で仕事を探す際に、雇用条件や給与から探す視点

飲食業界の場合、社会保険に加入できる社員であっても、給与額はまちまちです。

結婚すれば、結婚手当てがつく会社や住宅手当・社宅完備であったり、会社によってオプションは様々です。

イマドキ、根性論を振りかざしてくる経営者と仕事をすべきではありませんし、技術を学ぶ場で高給を求める方がおかしいとしている現場の理屈は詐欺に近いです。

技術を教えれる現場ならば、それなりに稼げる事業のはずで、薄給でしか人を雇えないことがおかしいのです。

雇用条件や給与に関しては、世間並みを下回るようでは、セルフイメージすら維持できない可能性があります。

自分の成長の源泉はセルフイメージと環境です。

給与に関してはこだわりを持って交渉しましょう!
飲食業界で働き、手取りで20万円を切る会社はおかしいのです。
過去記事を参考に給与について考えてみて下さい。

過去参考記事:大阪の飲食店で働く従業員の年収について改めて考えてみよう。 2020年版


転職・就職の大前提として知っておくべき社会の本質を解説

転職・就職の大前提として知っておくべき社会の本質を解説

飲食業界で働き、出世していく方法や勉強法など壁にぶつかった経験ってないですか?
今店舗内で毎日働き作業をしていると時間が経つと出世するんかな?
なんてぼんやり考えてみたり、
あの先輩に少しでも追いつこう!
なんて考えて働いていると、
給与額、人間関係、プライベートでの選択肢、モチベーションなど様々な問題に阻まれて精神的に疲弊していってるんじゃないですか?
コレは、決して飲食業界だけに限った話ではありません。
過去の社会の「負の遺物」と言える共通概念が、出世や成長といった場所にアクセスできないように仕向けています。
過去の社会では、終身雇用・年功序列であった為に、社内の人材から少しでもマシな人材に更に教育し、幹部社員を育てて来ました。
しかし、現在の社会構造では、育てるより、少しでもスキルがある人材を外から連れてきた方がコストが軽いのです。
だから、今ココの目の前の仕事もしくは作業に没頭し、今日も頑張るぞーなんて考える人が出世する未来はありません。
出世するチャンスは皆に平等にありますが、この社会の本質に気づいた人しか「出世するチャンス」にアクセスできない構造になっています。
転職や就職を考えている人は、この社会の本質を理解できていないと、理想郷に辿り着く事は出来ません。
転職や就職が叶い、狙い目の会社に入っても、新たな理想郷を求める放浪者に成り下がるか、どこも同じだと「人生を諦める」にコミットした日常をおくる事になってしまいます。

転職や就職を考える前に知っておくべきセルフマネジメントの教科書とも言える本がありますのでご紹介します。

過去参考記事:頭に来てもアホとは戦うな! 著者 田村耕太郎 書評 現代版・孫子の兵法!

パンデミックの先の世の中で他者との差別化を実現していく為に必要なモノはセルフマインドの強化です。
セルフマインドに対する重要度は過去記事を参考にしてください。

過去参考記:コロナウィルスから学ぶ、学びに対する飽くなき熱量の大切さ。

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?まとめ。

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

飲食業界の会社って結局どこも同じ?会社によってどれくらい違うか徹底的に解説。「飲食=底辺」にならない転職の仕方は?

について解説してきました。

飲食業界では、複数ブランドを展開していても「システム」が出来上がりすぎている会社や、単一ブランドを展開している会社などでは「現場からの生え抜きとして会社幹部に成長していくパターン」で出世は非常に難しく、報酬に対するコストが割に合いません。

いやいや、セルフマインド次第だろ?って頑張れば頑張るだけ、頑張りの搾取が起きるだけです。
「飲食=底辺」の構図からコレでは抜け出せないのです。

会社の経営者・幹部の言葉を鵜吞みにしてはいけません。

彼らは、「最初から本部に所属して現場も経験して会社幹部に成長するパターン」の人たちです。

全くベツモノなのです。

そんな固まった価値観や仕組みの中で働かなくとも、もっと自分が想い描いた土地はたくさん存在します。

「飲食=底辺」と感じてしまった人には見えない場所があるんです。

中小零細で、もしくは個人経営だっていい。

報酬は報酬と割り切っている「金払いのいい場所」を探しましょう!

そして単一ブランドを展開しようとしない複数ブランドを育てようとしている会社には風通しの良い文化が存在し、複数ブランド間で化学反応が起きているはずです。

そんな場所がきっとあります。

飲食店専門のエージェントに相談しましょう。

他業界も含むエージェントでは飲食業界の複雑な事情を認識しておらず、大手の方が手数料が多いなどの理由で案内されがちです。

よーするに、十把ひとからげにされるという意味です。

飲食業界は同じに見えて全く違う働き方になってしまう仕組みを理解して下さい。

転職については詳しく過去記事で解説していますので参考にしてください。

過去参考記事:飲食で働きたい!採用が難しい時代の転職サイトの選び方

ここで、僕の自己紹介をさせて下さい。
ここまで記事を進めて、今さら感ありますが、僕の自己紹介をさせてください。
僕は飲食業界で25年間マネジメント層として現在まで働き、今は年商8億円の飲食部門の統括をしております。
それとは別に、飲食店開業コンサルタントとしてこれまで多くの飲食人とお仕事をさせて頂いております。
そして、今記事を書かせて頂いております、「飲食マネジメント経営.blog」の運営をしております。
飲食業界で長年に渡って酸いも甘いも経験してきたので、是非参考になさって下さい。

 

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