飲食=底辺ってイメージは実は経営者と店長にあるという警鐘 | 飲食マネジメント経営.blog

飲食=底辺ってイメージは実は経営者と店長にあるという警鐘

飲食業界の転職はフーズラボ・エージェント

飲食=底辺ってイメージは実は経営者と店長にあるという警鐘

飲食=底辺ってイメージは実は経営者と店長にあるという警鐘

今回は、「飲食は底辺なのか」という疑問をさらに深く掘っていきたい。
飲食業界をなぜ世間が底辺と煽るのか?について記事を書きます。
世間のイメージは、
✓飲食で働く人がそもそも粗暴。
✓長時間労働、低賃金、不衛生。
✓人の入れ替わりが激しい。
✓体力勝負、規則が細かく厳しい。
など、世間のイメージは経験則なんですよ
その人が働いていなくとも、知り合いが働いていたなど身近で広く関わっている人が多い業界なのです。
その上で、あの業界ダメだよねー底辺だよねーって言われているのです。
「飲食=底辺」って、誰の責任ですか?
経営者や店長など教育する立場の人に責任がありますよね?

これ、わかっていますか?飲食の経営者と店長たち

なぜ、このような状況に陥ってしまったのか?
また、どういった方法で今後、経営者、店長は「飲食=底辺」のイメージを払拭していくべきなのかについて深く考察していきます。
よーするに、資本主義による弊害によって爆走している大手と呼ばれる上場企業、
それに対してお目こぼしを長年行ってきた行政、
それに追いつこうと必死に足掻く中小零細企業が労働者を使い捨てにしてきた結果であることは間違いない事実です。
誰が、この状況で得をするのか?もう一度考えてほしい。
飲食で働き、今働いている業界が底辺だと言われていることに傷ついている人はこの記事を見て自分の責任ではないことを知ってほしいし、底辺ではない飲食での働き方もあることを知って下さい。

傷ついている方たち、
一緒に考えましょう!
具体的に解説します!

ここで、僕の自己紹介をさせて下さい。
僕は飲食業界で25年間マネジメント層として現在まで働き、今は年商8億円の飲食部門の統括をしております。
それとは別に、飲食店開業コンサルタントとしてこれまで多くの飲食人とお仕事をさせて頂いております。
そして、今記事を書かせて頂いております、「飲食マネジメント経営.blog」の運営をしております。
飲食業界で長年に渡って酸いも甘いも経験してきたので、是非参考になさって下さい。

飲食=底辺ってイメージを世間に広めている人は誰か?

飲食=底辺ってイメージを世間に広めている人は誰か?

「飲食=底辺」のイメージは経験則によって広まっていると言いました。

アルバイト・パート・社員と働いて退職した方、または働いているけど、退職したいと考えている方によってです。

一体どのように飲食の経営者、現場の店長たちが飲食のイメージを棄損しているのかを説明します。

■マニュアルによる均一化された教育によってルーティーンワークが当たり前の業界にしてしまった。
■これによって刹那的な働き方が推奨され、料理人は現場を追われ現場で働く人たちのやりがいを奪った。
■売上至上主義でお客様ファーストを旗印に現場で働く人たちの文化的で健康的な生活を奪った。
■ブランドイメージを優先させてその町や文化を考慮せず、文化的に価値のある景観・街並みを破壊してきた。
コレって飲食業界だけじゃないよ?って意見もあります。
しかし、圧倒的に数が違うじゃないですか?
飲食業界は大変多くの人が、一度はバイトやパートなどで働いた経験のある業界です。
影響力が他の業界と違って大きいのです。

マニュアルによる均一化された教育によってルーティーンワークが当たり前の業界にしてしまった。とは?

飲食企業が優先に行うことは「座席を増やす」活動です。

よーするに、新規出店を指します。

しかし、新規出店には自社ブランドの営業戦略を熟知している人材とそこで自社オペレーションに沿って働くスタッフが必要です。

ホールでもキッチンでも採用し、即戦力とするためにマニュアルを活用してきました。

調理もより簡略化してセントラルキッチンで仕込みしてお店のキッチンでは盛り付け、温め、揚げ、湯煎が主なキッチン業務。

これでは、飲食で働いていても料理人として必要とされるスキルは身につかず、ただ単にその企業の歯車として働き虚しいだけです。

刹那的な働き方が推奨され、料理人は現場を追われ現場で働く人たちのやりがいを奪った。

このように、料理人から調理人に格下げされた料理人は本部から与えられたメニューレシピに沿って仕上げるだけの仕事に変貌してきました。

生活のため、だけに調理をする日々にやりがいなんてありません。

喜んで頂けるお客様のお顔を見ても料理に対する誇りさえ持てない職場なのです。

そのような職場であっても、すぐに提供できる料理、盛り付けの美しい料理には、

料理人の気持ちに反してお客様の来店機会は増えていきます。
そうです、料理人のこだわりをお客様は求めていなかったのです。

早くて、キレイで、コスパが良く、居心地がいいお店。

求められていること=料理人がやりたいことではなかった。

売上至上主義でお客様ファーストを旗印に現場で働く人たちの文化的で健康的な生活を奪った。

このように、お客様が求めているコトに特化していく、お客様ファーストにした結果、そこで働く従業員にどのような変化として返っていくでしょう?

当然、ピーク時にはお客様をお待たせしないように効率的に大量の作業をさばいていくノウハウが必要となり、忙しくなればなるだけ歯車としての優秀さを求められます。

しかし、作業を黙々とこなすルーティーンワークにやりがいを感じる人は少なく、従業員は常に不足気味です。

利益追求するあまり、本部は可能な限り店舗の営業時間を伸ばそうとします。

そーすると、働いている人たちは朝出勤して帰るのは営業が終わった夜中です。

労働法による労働時間の帳尻を合わすためだけに間のアイドルタイムに長時間の休憩を強いられます。

しかし、仕事と仕事の合間の長い休憩を本当のプライベートタイムとして活用できる人って稀有です。

拘束時間が長いのって生き地獄でしかありません。

ブランドイメージを優先し、その町や文化を考慮せず、文化的に価値のある景観・街並みを破壊してきた。

大手の飲食で働く人が仕事中に見る景色はどんな地域で働いても全く同じ景色の中で働くことになります。

それは、全く同じような店舗を地域性とか考えずに量産していくからです。

その方がすべてにおいて効率的だからです。

しかし、そこで働く人はそのお店がどの地域であっても同じマニュアルを渡され、同じ笑顔で、同じ景色の中で仕事をするからお客様の特性・地域性などの判断すら求められません。

よーするに、お店を円滑にまわす優秀な歯車としてだけ求められます。

飲食=底辺ってイメージを植え付けているのは結局は自分たちだった。

このように、大手の飲食企業は自らの従業員を生活だけ、しか考えずに仕事をしている底辺の人たちです!

と、公言しているよーなもんです。

まさに「ラットレース」。

このような環境で働く人たちを誰が賞賛するのでしょうか?

会社のために働きすぎる=底辺ではなかった!

会社のために働きすぎる=底辺ではなかった!

1989年平成元年に栄養ドリンクのリゲインが発売されました。

有名な「24時間働けますか」というキャッチコピーの商品です。

CMでは時任三郎演じるサラリーマンが、笑顔に溢れ、「働かされている」という悲壮感は微塵も感じさせません。

普通に世間ではサラリーマンが24時間戦うことに違和感のない時代でした。

しかし、長時間バリバリ働くサラリーマンがイケてる時代感覚はこの後、じょじょにイタくなっていきます。

その後、週休2日制を導入する企業が増え、平成4年(1992)5月から国家公務員も完全週休2日となりました。

平成19年の「骨太方針2007(経済財政改革の基本方針)」では、人口減少下での成長を実現するための「働き方の改革の第一弾」として「仕事と家庭・地域生活の両立が可能なワーク・ライフ・バランスの実現」に向けた取り組みを行うことが宣言されました。

骨太方針のもと、国が「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を策定し、企業に取り組みを迫ったことも大きかったと思います。

しかし、今世間で起きている変化はどうでしょう?

この先、一般的なスキルのない人たちの仕事がAIなどに奪われていく時代に、労働者としての特権だからと仕事を終えると何も学びこともせず時間を浪費する人たち。

「俺、私、ワーク・ライフ・バランスだから!」ってもはや意味がわかりませんw

飲食の経営者や店長は、飲食で働く人たちに経営者が持つ生活術を教え、一人で稼ぐ力も教えるべき!

飲食の経営者や店長は、飲食で働く人たちに経営者が持つ生活術を教え、一人で稼ぐ力も教えるべき!

ここで、問題な点は、飲食を経営している経営者も店長として大きな権限を与えられている人も「ある意味」で既得権者です。

自己充足感を持ち、ワーク・ライフ共に充実した日々を過ごすだけの心の余裕がある場合が多い。

金銭的にも。

出世も時代背景が大きく影響してますよね?

今の地位。

そして、その立場にいるからこそ、家に帰ってからも時間を惜しんでしっかり勉強している。

24時間戦ってますやん?

とはいえ、会社のこと、自分の地位を考えたら勉強しようぜーって言わない。

「ラットレース」の住民の方が都合がいいから?

飲食で働き、「レンジアップ・湯煎・揚げ・盛り付け」極めても人生後半詰むよって言わない。

これって、ズルいんですよ。

既得権者として。

筆者は必ず、自分の部下に言います。

このまま勉強もせず数年過ごせば、必ず人生おわるよって。
自分で何か飲食とは別で稼ぐ才能みつけた方がいいよって。

もう、これは間違いない事実。

仕事をシェアし合う時代に入ってますから。

将来、有望な飲食でも厳しい。

他の産業はもっと厳しい。

だからこそ、なんでもいいから自分で稼ぐスキルを身につけましょう。

そして、何より飲食で働いている人は環境が大切です。

大手で働くと、仕組みに支配されるし、
個人で働くと、やる気搾取されます。

適当にまだ伸びしろがありそうな7店舗以上20店舗以下くらいが従業員から働き、出世するには丁度いいサイズ感。

もしくは、生活術や稼ぎ方教えてくれる会社。

こんな会社がたくさん増えれば、飲食業界はもっと素敵な業界になる。


 

これ以上、飲食で失敗しない転職のレシピはコチラ!


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