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同調圧力なんかクソくらえ 著者 堀江 貴文 書評 要約 読むべきポイントは?
「同調圧力なんかクソくらえ」の紹介
同調圧力なんてクソくらえは、
発行日 2021年3月12日 初版発行
著者 堀江貴文
発行者 株式会社 宝島社
「同調圧力なんかクソくらえ」の導入文
同調圧力なんてクソくらえ。
本書を通じて、僕は声高に叫びたい。
今、日本社会はなんだかとても息苦しい。
(中略)
周りが押し付けてくる正義、と言い換えてもいいかもしれない。
(中略)
多数派にとっての正義が、個人にとっても等しく正義であるはずがない。
「同調圧力」に抗うために必要なのは、違和感を覚えたことに対して、自分自身の頭を使い「なぜ」「どうして」と思考を続けること。そして、納得がいかないことについては、胸を張って、「そんなものはクソだ」と言い切る勇気である。
新曲『TOKYO』Apple Musicなどで配信中。MVも解禁! https://t.co/2H9yz1rqVt
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) March 8, 2021
「同調圧力なんかクソくらえ」のもくじ
はじめに
第一章 同調圧力なんかクソくらえ
■「コロナ脳」から脱却しないと、日本の経済はマジで終わる
■ウイルスよりも危険なのは「思考停止」と「脊髄反射」
■和牛を叩き売りするような「安売り厨」は淘汰される
■ブラック労働に甘んじている限り待遇は改善されない
■「国」や「国籍」などのボーダーに固執する奴は時代に取り残される
■すがすがしいまでの「パクリ根性」が経済を回す
第二章 「フェイクニュース」を疑え
■日本政府に税金を払うくらいなら、アマゾンに投資したほうが生活は豊かになる
■キャッシュレスを笑う者は商売で泣く
■すぐれた「職人技」のほとんどがデジタル化できる
■「出稼ぎ先」として日本は外国人からソッポを向かれつつある
■マスメディアは戦時中の体質から何一つ変わっていない
第三章 誰も言えない「不都合な真実」
■「バイトテロ」を報道するくらいなら「ホンモノのテロ」を防ぐ手立てでも考えろ
■原発アレルギーの「放射能」な人たちは現実をわかっていない
■冤罪の可能性をゼロにできない限り死刑制度には反対だ
■尖閣諸島は中国に、竹島は韓国に、北方領土はロシアにあげちゃえば?
■”カネなし非モテおっさん”の孤独はやっかいな問題になる
第四章 信じる者はバカをみる
■資格なんて単なる利権。実力は視覚で測れるものではない
■ウマい肉をたらふく食べる生き方こそ最高
■組織も国家も民主主義より「ワンマン独裁制」のほうが改革は進む
■大学はオワコン化する。学費を払うくらいならそのカネで起業しろ
■SNSの流行で新時代の「一億総白痴化」が進んでいる
■「健康厨」「栄養厨」が言うことは科学的根拠に乏しいただの思いこみだ
第五章 人生をドブに捨てるな
■子どもの才能を育てるのは学校教育ではなくパソコンやスマホ
■結婚は楽しい人生を邪魔する障害でしかない
■「ゼロリスク症候群」にとらわれていたらがんは撲滅できない
■マイホーム購入のために多額の借金を背負いこむナンセンス
■子どもを生まない自由、子どもを育てない自由があってもいい
■ベーシック・インカム導入で「好き」を仕事にできる時代がやってくる
第六章 日本の常識は世界の非常識
■「席、倒していいですか?」という非効率マナーは「自己中」人間のリスクヘッジにすぎない
■AIやLINEでも診断できる
■世界のサッカーの中心地は日本になる
■マンガは「時間密度」が最も高い最強のメディア
■本をバカにしている人は正真正銘のバカである
■民間企業が参入すれば海外旅行のノリで宇宙旅行できる時代が必ずやってくる
おわりに
「同調圧力なんかクソくらえ」の要約
序盤は、ネットではGoogleの検閲が厳しいパンデミック関連の批判を展開している。
次に価格競争の不毛さを説き、労働市場の本質的な話と続き、中韓批判を執拗にしている「ネトウヨ」について批判している中で、非常に大切なことに触れる。
バカは活字を辛抱強く読むことができないから、タイトルやキーワードだけを感覚的、感情的に捉えて脊髄反射する。
何が起きているのか、状況すらよくわかっていないバカをターゲットに、ネット媒体で差別意識を助長するべきでない。
安易に記事を拡散して偏見を助長すれば、結果的に誰もが損をすると。
的確すぎて言葉がないところに、
「無人島にでも引きこもって『おひとりさま鎖国』でも始めればいい」と辛辣に続く。
リバタリアニズム的な堀江貴文氏節がさく裂しつつ、リアルな日本の今を伝えている。
中盤からマスメディアのクソっぷりを露呈していくのだが、私怨もあり熱の入りっぷりが凄まじい。
とはいえ、マスごみの腐敗についてはいい加減なんとかしなければならないレベルに達しているのではないかと感じずにはおれない。
資格は単なる利権と切り捨て、例えば調理師免許を専門学校で取得するために専門学校で必要とされるトータル500万円があるのなら、それを開業資金として起業してしまった方がよほどマシだと言っている。
著者が見れば、
✓漢検
✓英検
✓行政書士
✓秘書検定
✓野菜ソムリエ
✓唎酒師
✓日本茶インストラクター
✓ドローン操縦士
他にも潰した方がいい資格利権はいくらでもあるという。
無駄な資格ビジネスは、モグラ叩きのように片っ端からぶっ潰して規制緩和しなければ、イノベーションの邪魔になると。
また組織にしても、国家にしても愚民政治化していて独裁の方がいいのかもしれないという。
パレードの法則による8割の人間は国や企業の業績に貢献していないじゃないかと。
昼間っから喫茶店に入るとサボリーマンだらけではないかと著者は言う。
GAFAに代表される多国籍企業は、カリスマ的な指導力と発想力をもつリーダーの専制君主的支配によって成長・拡大してきたと。
大学もオワコン化し、親や教師は子どもを世間の「鋳型」にハメるには真っ先にやめるべきだと語る。
小学校で重いランドセルを背負わせ、中学ではお揃いの学生服みたいな画一化教育からドロップアウトする方が正常だとも言います。
この他にも、さまざまな世の中にある矛盾について堀江節をさく裂させており、著書のタイトル通り「多数派が織りなす同調圧力」を打破すべしの意志を感ずる。
同調圧力なんかクソくらえ 著者 堀江 貴文 書評 要約 読むべきポイントは?まとめ
筆者が全ての著者の本を読む理由は、次々だす本に必ず新しいエッセンスをちょびっとだけ加えてくるし、リバタリアン的なものの見方を修正させてくれる指針の一つとして活用している面がある。
なかなかGoogleの検閲激しいテーマはこのような場で書くとサイト全体が検索結果から表示されなくなるので書けないのですが、著者が言っている序章での発言をもっと世間は知るべきだと思います。
もう著者も書いてましたが、これは壮大なコントです。
SNSの流行で新時代の「一億総白痴化」が進んでいると言っていたし、著者自身もさんざん利用しつつ叩きのめしてきた印象だが、一億総白痴化は40代以上はテレビ、40代以下はSNSによるところが大きく、白痴化は大問題にもかかわらず、そしてインターネットの普及で本質的な有意義な意見も無料でアクセス可能んであるのに白痴化が止まらないこの現状に打つべき手がないとしか感じない。
にもかかわらず、著者を代表する有益なインフルエンサーは随分前から変わらず同じ主張を繰り返し救いがたい層に注射し続けている。
利己主義だけではできない、本当に頭が下がります。
帰納主義的リバタリアンは、功利主義という考えから発展しました。
功利主義とは、政治制度などの社会的な望ましさは、その結果として生じる「効用(満足度)」によって決定するという考え方です。
つまり、帰納主義的リバタリアンは、相互の権利を一切犯さない状態の社会が効用が最大化するのだから、結果としてリバタリアニズムが正しいという考えが根拠になっています。
このような観点から見ると、著者の主張はすべて理にかなっており、ブレない加減は他を圧倒していますね。
だからと言って、全て丸飲みが正しいとは言わないけども、つまんないインフルエンサーの情報商材買わされて情弱踊りを踊ってるよりは随分マシかなーと。
歯に着せぬもの言いで好き嫌いが分かれる著者ですが、一度も読んだことがないならば、時事ネタも多いので最新本を読まれることはお勧めします。
『同調圧力なんかクソくらえ』の書評を書いている筆者は、
他にも、飲食店開業コンサルタントとして、これまでたくさんの飲食人とお仕事をご一緒させて頂いております。
今ご覧になって頂いている記事がある「飲食マネジメント経営.blog」は、飲食業界のマネジメントを活用した有益な情報を発信するブログサイトです。
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