スタグフレーションのリスクに対する飲食人の対応法

スタグフレーションのリスクに対する飲食人の対応法

スタグフレーションのリスクに対する飲食人の対応法

スタグフレーションのリスクに対する飲食人の対応法

今回は、筆者がよく将来的に飲食店がバタバタ倒産していくと未来予測している根拠の一つについて詳しく解説します。

現在の日本は、

人口減少
少子高齢化
格差社会
内需縮小
地域格差拡大
隣国リスク
政治リスク
スタグフレーション
自己重要感問題
マスゴミ問題
など様々な問題を抱え、マクロで解決するプランは国民・官僚・政府にもありません。
その中でもスタグフレーションは、現在進行形にして非常に破壊力ある問題の一つです。
FRB(米国連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長は何度も物価上昇を『一時的』と表現し、パンデミックによって生じた経済的な齟齬だけにとらわれ過ぎており、今回の複合的な世界的なインフレの実態をつかみ切れておらず、対策が後手後手に回ってしまっている感があり、2021年11月からテーパリング開始を決め、現在は慎重でも利上げまで積極的に動く局面を見せれば金融市場は崩壊する可能性が高い。
今回はそれほどにFRBがパンデミック後の世界を掴み切れていない。

スタグフレーションとは、

景気が悪化しているのにインフレ(物価上昇)することを指します。

アベノミクスでは『デフレからの脱却』を声高に叫んでいたのに、インフレの何が悪いのかと思うかもしれませんが、インフレには良し悪しがあるのです。

日本は30年間給料が上がっていない世界的にも珍しい国で、デフレで良かった面もあります。

実際にこのデフレ下の中、企業の内部留保は格段に増えたし、一般消費者は生活コストが安かった訳ですから。

しかし、スタグフレーションによって企業の倒産、生き残ったとしても中小零細企業に追い打ちをかけるインボイス制度と相対的に私たちのお給料が下がっていく未来は確定しているようなものです。

企業の体力が弱まれば、派遣などで働く人たちはコロコロと首を切られ、収入の道が途切れる人が多く出てくることでしょう。

大きく分けて3回あったスタグフレーション、

✓1970年代のオイルショック
✓1979年の第2次オイルショック
✓2008年のサブプライムローン

スタグフレーションを引き起こす要因に原油高は切っても切れませんが、現在の世界はまさに深刻な原油高です。

3年ぶりの高値に跳ね返され、少し下げていますが俄然高値です。

同様に天然ガスも7年ぶりの高値に一歩届かず、下げていますが俄然高値です。

1年で3倍に上昇しているこの異常さです。

また中国がオーストラリアからの石炭の輸入を止めたことによる石炭不足。

中国の電力不足による計画停電も深刻さを増しています。

世界のサプライチェーンの一翼を担っている中国の供給減によって依存度の高かった韓国や各国セクターは阿鼻叫喚です。

アメリカではコロナ禍の政府からの生活給付が厚すぎたことで『マックジョブ』に人が戻ってこず、人件費が高騰していることもサプライチェーンに影響を与えており、生産コストの上昇によるインフレが深刻化しつつあります。

このように、世界的なスタグフレーションにより株式市場から債券・金・仮想通貨に資金が流れており、長い低迷期間を経てしか好循環に戻ってこない可能性があります。

過去に90カ月も回復に時間を要した時期もありましたから。

日本では、公明党の選挙公約に準ずる形で『18歳未満の子育て世帯に10万円』、『困窮する住民税非課税世帯や困窮学生に10万円』など批判はありますが、日本は世界的に見ればインフレというよりデフレ傾向でこの程度の経済対策をやったところで行き過ぎたインフレになりません。

国民民主が言ってるように毎月給付でもしてみればいいのになーと筆者は思います。

なんせ、日銀の目標消費者物価の上昇率(インフレ率)は年間2%なのですから。

実態経済では、アベノミクス以降は顕著で、日本も物価指数は7年で6.5%上がっています。

これに対して、賃金の上昇がほとんどないのが問題で、消費者の生活コストだけ上がっているのですから、コロナ禍を踏まえると日本は完全にスタグフレーション中なのです。

スタグフレーションのリスク回避方法

スタグフレーションのリスク回避方法

一つにディフェンシブセクターに逃げるという方法があります。

ディフェンシブセクターとは、

景気の変動の影響を受けにくく、業績が安定している業種を指します。
よーするに、景気が悪いからって止められないセクターです。
医療品、食料品、インフラなどが代表的な産業です。
どうしても、景気に敏感に反応する飲食業界はこのようなタイミングでは弱いです。
そして弱いだけではなく、大小関係なくバタバタと倒産します。
このようなタイミングでは郊外型に展開する飲食店よりターミナル寄りに展開している飲食企業を選ぶのが正解です。
飲食業界は適切な会社に当たるまで何度でも転職するのが正解です。
会社はリスクを低減するための法的フィクションで、忠節を尽くすべき対象ではありません。
関連記事

飲食業界の転職はフーズラボ・エージェント 飲食で働きたい!採用が難しい時代の転職サイトの選び方。 今回は、飲食で働きたいと考える人がより良い飲食店ライフを過ごして頂けるように失敗しない転職サイトの選び方について書きたい。なか[…]

飲食で働きたい!採用が難しい時代の転職サイトの選び方。

スタグフレーションだけじゃない!飲食業界の危機的状況。

スタグフレーションだけじゃない!飲食業界の危機的状況。

日本市場は年々縮小している状況に反して世界市場は人口の爆発的な増加と共に拡大していっています。

中国からインド、アフリカに市場をドンドン拡大しており、国家間の貧富の差は我々が想像できる範囲以上に狭まっていっています。

現在の日本で手に入る低価格の食材は中長期的には同じ価格帯では手に入りません。

日本人の人件費が高く、安い人件費を求めて他国に拠点を移した時代はもう過去のお話です。

30年間でたった4%しか伸びていない日本、アメリカは30年間で2.5倍賃金の上昇がありました。

日本は世界的に見て非常に安い国になったのです。

世界のビックマックの価格を比較すれば一目瞭然です。

東京 6.26
ニューヨーク 10.22
ロンドン 6.23
シドニー 7.50
シンガポール 5.80
バンクーバ 7.12
ベルリン 8.16
パリ 9.08
ローマ 7.83
2019年 マーサー世界生計費調査-主要都市 価格比較表
単位:USドル
世界の賃金は伸び続けていますから、世界的にはビックマックが高級品になった訳ではないです。
手軽に買える品物には変わりありません。
日本はどうでしょうか?
これが世界の常識、日本の非常識です。
現在、飲食店の純利益は、
家賃15%+原価35%+人件費30%+諸経費10%を差し引き
10%以下ですwww
もう少しでなくなるじゃないですか?
現在、非課税の小規模事業者ならインボイス始まれば終了ですw
しかし、原価率はまだまだ高騰します。
頭の悪い飲食企業から潰れていく未来はすぐソコにあります。
何を抑えて経営するのか?
一目瞭然ですよね?
皆さんの飲食ライフを応援します!
スタグフレーションのリスクに対する飲食人の対応法
最新情報をチェックしよう!
>クソみたいな時代ですから知識で理論武装しよう!

クソみたいな時代ですから知識で理論武装しよう!

飲食マネジメント経営は資本主義が行き過ぎた時代に少しでも多くの人々が幸福感を持てる人生を過ごすための「知識」を持っていただきたいと、自分の部下・仲間に向けて作成したブログサイトです。 多くの飲食人以外の方にも役に立てば幸いです。

CTR IMG
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。